認知症早期発見・早期治療にむけて
認知症は珍しい病気ではなく、どなたにでも起こりうる病気です。認知症の原因によっては、早期に発見し適切な対応や治療を行うことで、認知症の進行を抑えることができ、それ以後の生活は大きく変わります。
そのため、「認知症かな?」と思ったら、できるだけ速やかにかかりつけ医や、いきいき支援センターへ相談してください。
認知症の人と家族へのサポート体制
認知症初期集中支援チーム
認知症が疑われる人や認知症、その家族を専門職が訪問し、初期の支援を集中的に行い
自立生活のサポートを行います。
認知症地域支援推進員
医療機関、介護サービス、地域の支援機関の連携や相談業務を行います。
認知症サポーターの養成
「認知症になっても安心して暮らせるまち なごや」を目指し、認知症の人や家族への
支援の1つとして、認知症について正しい知識と理解を持っていただけるよう、認知症
サポーター養成講座を行っています。
家族がつくった認知症早期発見の目安
医学的な診断基準ではありませんが、いくつか思い当たることがあれば、
いきいき支援センターへ相談してください。
- 同じことを何度も言う・問う・する
- 財布・通帳・衣類などを盗まれたと疑う
- 新しいことが覚えられない
- 話のつじつまが合わない
- 約束の日時や場所を間違えるようになった
- なれた道でも迷うことがある
- 些細なことで怒りっぽくなった
- 自分の失敗を人のせいにする
- 「頭が変になった」と本人が訴える
- 下着を着替えず、身だしなみを構わなくなった
- ふさぎ込んで何をするにも億劫がりいやがる
(公益社団法人認知症の人と家族の会HPより抜粋)